Georgian house TOKYO
モノにこだわる元百貨店バイヤーが輸入住宅を建てた
ガーデニング

3月のガーデニング

ジョージアンスタイルの我が家のガーデニングはいたってシンプル。

芝生を中心にボックスウッドやつるバラ、キャットミントなど少品種の園芸のみやっています。植物をたくさん育てる庭にも憧れるのですが、仕事や育児であまり時間が取れず…今は芝生をメインにした庭づくりをしています。(将来的には木を植えたいなと思っています!)

ボックスウッドのトリミング

我が家の前面にはボックスウッドを植えて垣根にしています。

ボックスウッドを地植えしてから4年半ほど経過しました。ボックスウッドは比較的成長の遅い植物として知られていますが、当初は高さ20cm程度だった小さい苗でしたが4年半で写真の通り腰より高い高さまで育ちました

ちなみに特別な肥料などは与えておらず、たまに芝生用の肥料が余った時にパラパラと撒く程度。これからボックスウッドを植えようと考えている方は成長速度の遅さが気になると思いますので参考になれば幸いです!

鉢植えの方のボックスウッドの成長は地植えに比べて遅いですね。鉢植えしてから3年は経つと思いますが思い描いていたまん丸球体のトピアリー(刈り込んで作る造形)の完成にはまだまだ時間がかかりそうです。

ボックスウッドはトリミングに強く、欧米のガーデニングでも刈り込んで作るトピアリーが庭に多様されています。刈り込みは成長期の奇数月にカットするとよいとされていますが、年中伸びたらお構いなしにカットしていますが今のところ何も問題は起きていません。

3月は暖かくなり、それまで眠っていたボックスウッドが一斉に新芽を出し始めます。一年のうち最も成長するのが3月~5月にかけてです。この時期は成長の遅いボックスウッドといえど良く伸びるので気が向いたらカットするようにしています。

ちなみに3月になるとボックスウッドの花が咲きます。と言っても、パッとしない見た目なのでほとんど観賞価値はないですね。

キャットミント

キャットミントはシナモンの香りがする宿根草。

キャットミントも植えてから今年で4年半が経ちましたが、毎春しっかりと芽を出してくれます。2月ごろから芽が出始めて3月は写真のとおりの大きさにあっという間に育ちます

4月からラベンダーのような紫色の花を咲かせるかわいいやつです。

花の色合いからラベンダーと良く見間違われるのですが、ラベンダーと違ってあまり環境にうるさくないのでかなり育てやすい植物です。ちなみに去年は4月ごろから咲き始めて12月ごろまで花をつけていました。長い期間花を楽しめるのがキャットミントの良さです

3月のキャンミントにすることは特になし。手間もかからず初心者向きでもありますね。

つるバラ(フィリスバイド)

我が家の壁を這っているつるバラは「フィリスバイド」(Phyllis Bide)というイギリス原産のつるバラです。

レンガの壁を背景につるバラを植っていたら素敵だなと思っていて頃、どんな品種が良いのか色々なページを探していたところ、フィリスバイドという品種があることを海外のインスタグラムアカウントで知りました。

咲き始めはホワイトの花ですが、開花に向かって黄色、ピンクと色が変わっていき地理際はほんのりグリーンがかった色合いになります。この色の変化がなんとも華やかで上品で絶対これを植えたい!と思って園芸店に注文。半年待ってようなく苗植えのシーズンに届いたフィリスバイドは植えてから2年半ほどになりました。

順調に育ち、2階に到達する高さがあるので、4mくらいでしょうか。どこまで大きくなるか楽しみです。

芝生の手入れ

ガーデニングの中で最も手間がかかって、最もやりがいが感じられるのが芝生(高麗芝)です。

芝生は前年、半年前にやったことがすべて形になって還ってきます。例えば、前年秋の施肥のタイミングと量が適正だとやっぱり春の芽吹きが良かったり、と行ったこととその結果を見て検証、そしてまた実施の繰り返しがだんだんと楽しくなってくるのが芝生です。

芝生は言ってしまえばただの草。そんな草に熱心になれるかどうかは性格を選ぶかもしれませんね…でも、夏にキレイなグリーンの絨毯が出来上がるとホントに苦労して育てたかいがあった~と思えるものです。

夏はビールを片手に窓から芝生の出来栄えを眺めるのが密かな楽しみでもあります。私はそんな芝生の楽しみが分かってしまったタイプなので、冬以外は芝の手入ればかりしている人呼んで芝奴隷です。(笑)

2月に「サッチング」という枯れた芝をかき集める手入れを終えたばかりなので、3月の芝生はひたすら春の芽吹きを待つばかり。

さあ、前年秋に行った芝生の手入れは適正だったのか!?。半年ぶりの答え合わせまでもう少しです。

ABOUT ME
こだわりボーズ
学生時代に初めて訪れた海外「イギリス」で見た本場の西洋建築に衝撃を受ける。 夢叶って2019年にジョージアンスタイルの輸入住宅を建築。 輸入住宅づくりの成功と失敗の学びから、満足度の高い輸入住宅ライフに貢献できるよう執筆中。バイヤーの目利きを活かした「こだわりの一品」もご紹介。 2子の父。坊主頭。趣味:芝刈り、写真